京都を知る旅

今回の帰省の目的の1つは「京都をもっと知る」ということ。


留学に行った時は「自分が日本人である」ということを強く認識した。
様々な国から来た留学生と触れるうちに、外国の人って自国を
誇りに思っている人が多いし、自国の歴史や伝統のことを
よく知ってるって感じた。

それは同時に、自分が日本の文化や伝統のことを何も知らないことを
気づかせ、そのことに恥ずかしさを感じた。
東京に来て約3年、まさか当時と同じ感覚を味わうとは。。

だからこそ、今回京都のことを知りたいと思った。


まず最初に足を運んだのは京都伝統産業ふれあい館
京都に21年住んでいながらこんな施設があることを知らなかったし、
ずっと京都で生活をしていたら死ぬまで行くことがなかっただろう。

とある企業の社長様からご紹介頂いて行ったのだが、素晴らしい施設だ。
京都の伝統工芸品が数百点展示されており、それらの工芸品ができる
課程をパネルや映像で紹介している。
1つ1つの作品に対するこだわり、巧の技の精巧さがうかがえる。

映像に関してはHPでも見れるものがあるのでご興味がある方は
是非見ていただきたい。


それにしても感じるのは、京都だけではないがなぜいわゆる
伝統芸能と呼ばれるものが生まれたのであろうか。
どこに旅行に行っても大概民芸品を売っている。

人はなぜそうしたものを生み出してきたのであろうか。
そして、土地によって異なる特色はどういった理由から生じるのだろうか。
また、どういう過程を経て今日のような姿に発展し、受け継がれてきたのか。

考えればきりがないが、本やネットででも調べられることはありそうだ。
単に気候や時代の変化といった要素だけでなく、人間の行動心理学
のようなものにもリンクできそうな気がする。


そうした人間の「心理」はいろいろと応用が利くからおもしろそうだ。
例えば最近注目されている行動経済学なんかには結びつくだろう。
そうやって何かに興味を持って取り組むと、また別の興味ある
何かにぶつかるし、そうやって興味の幅が広げられる。

もちろん、次々に興味あるもにに浮気ばっかりしていてもダメですが、
「自分が本当に興味を持って打ち込めるもの」に出会える確率も
高くなるのではないだろうか。
少なくとも機会は増えそうだ。



せっかく行動経済学の例を出したので少しだけ。
行動経済学は経済理論よりも人間を前提として、人間がどのように
選択し、行動するかを研究する経済学で、ここには人間の「心理」が
深く関連している。

例えばこんなシーンを思い浮かべてください。
ランチですし屋に行って、「特上(1500円)、上(1000円)、並(800円)」の3種類の寿司がある。
あなたならどの寿司を選びますか?


この場合、「上」を選ぶ確率が最も高い。
そこにはどんな人間の心理が働いているのかを解き明かすのが行動経済学。
解説は本に任せるとしておススメの本を1冊。

経済は感情で動く」 マッテオ・モッテルリーニ(著) 


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